余は本日も満足じゃ

よこはま四十路ゲイの、しがないライフヒストリー。

0713 帰省しております

一応毎年、夏には実家の奈良に帰ってるんですけれども、今年は夏休みに海外、カナダに行くことにしたもんで帰省できないため、いま帰ってます。帰省といってもほんの1日、夜帰って朝出て行くので本当に一瞬です。

 

ウチは、決して仲が悪かったとかではないし、きっちり育てていただいたという自覚はあるんですけれども、さりとてすごく素晴らしい家庭ということでもなくて、親は二人とも人並みに不器用。思春期にぶつかったまま不幸にも完全なる和解はできずに、子はすでに43で、たぶんこのまま死ぬまでなんとなーくモヤモヤした関係のままでしょう。父親が脳梗塞で倒れて、すわ一大事!となっても、ベースの関係性はあまり好転もしませんでした。ひとえに子供側の責任です。

なんで、まあ、ともかくアリバイ的に帰省はいたしまして、ご飯は一緒に食べて、さっさと部屋に引き上げて、まあお互いなんとかちょうどよい範囲で顔を立てあって。こういうベタベタしない感じもありかなと思うことにしております。

 

実家に帰る前に、大阪の京橋で立ち飲み屋デビューしてきました。百戦錬磨の立ち飲みストに引率されて、ひとりでは絶対入らないような店に連れてってもらって、余は満足じゃ。

どことなく、一見さんお断り的な無愛想イズムがあるのではと想像してたんだけども、立ち飲み屋なんてむしろ、一見が支えてるんですね。お店の人はどこもフランクだったし、お客さんも常連だけではないかんじだった。昼から素直にクピクピ飲んでる感じも、東京にはないあっけらかんさがあって、大阪いいなあって思った。

こういう能天気さ、気ままさが、ある種の停滞を街全体に招いているっていうのもまた、真実ではあるんでしょうけど。

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最初に入った立ち飲み屋の牛肉のたたき。これで450円よ。美味しかったし、安い。

大阪、けっこう頻繁に来るんで、今度はひとりででもまた来ます。

楽しい1日でした。