余は本日も満足じゃ

よこはま四十路ゲイの、しがないライフヒストリー。

パソコン買いました

6月です。

 

コロナの逆風、みなさんいかがお過ごしでしたか。

弊社は4月8日からまんまと休業することになり、連休明けに復活のはずがこれもまんまとひと月たっぷり延長されたので、まる2か月のフリータイムがあったわけですが、それはそれはぼんやりしてました。

本当になんにもしないでいると精神が死んでしまいますから、一応、「夜ご飯をつくる」「語学の勉強はどんだけ短くてもやる」「なにかしら体のトレーニングをする」、この3つはこころがけてましたし、まあまあちゃんと実践したんですけども、言うてもそんなに時間はとらないわけです。

ご飯の支度は買い物入れても2時間、

語学の勉強ってのは参考書片手に問題集を解くとかではなくてアプリでポチポチ簡単な練習問題に取り組むゲームみたいなもんで、これもまあせいぜい30分。

レーニングは、走るか、ストレッチと自重トレの組み合わせかを日替わりでやったわけですけども、なんせ緊急事態宣言下ですから、できるだけ家にこもってろとの社会と自分自身からの無言の圧力はすさまじく、ランニングしようとするとそれなりに気力を振り絞らねばならぬ。したがって、家の中でたんたんとできるストレッチばっかりやっておりました。これもどんだけたっぷりやっても2時間。

あとの時間は何してたのかしら、

何もしてませんでしたね。

あまりにも何にもしない自分に、ときどき凹みながらも、だからといって無駄に凝った料理を作るとか断捨離にいそしむとか、そういうことする気力はどうにもわいてこなくって。アレはたぶん、画面の先に大勢の視聴者がいる有名人だからこそモチベーションをもって取り組めるわけで、仮に大量の自由時間があったところで、たかだか100人くらい(そのうちアクティブなのは半分くらい)のSNSのお友達に自慢するという目的だけでは、このおじさんの怠惰な心は動かなかった。絵にかいたようなダメ人間。

で、だから、休業もひと月過ぎたあたりで、がぜんパソコンが欲しくなったわけです。

うちには、使い勝手の悪いマックブックがあって、もうだいぶ前に退役して、使えないことはないはずだけどだいぶポンコツ。だから、もうずいぶん長いこと、パソコン新調したいなあとは漠然と思ってたんだけど、普段の忙しい暮らしだとパソコン持ってたところで使う時間は無いし、情報収集とかSNSくらいならスマホで全然ことたりる。

だもんで、もう3年くらいはパソコンのない生活を送ってきましたけど、よし買うかって。

ところがどっこい、休業にあたって、「おまえ給料6割だぜ」と言われていたわけです。しかも、結果的にはまあまあ落ち着いて今があるからよかったものの、まあまあ吹けば飛ぶような不要不急ビジネスを生業としている会社で働いてるもんで、さっさと休業しちゃうくらいだからそれなりに、失職の危機も半端ない。

今でこそだいぶ財布の紐も旧に復しましたけれども、休業当初はブックオフで100円(税込み110円)の古漫画を買うのだってためらうほど、切羽詰まってた。

そんな心に、ノートパソコン10万円なり~は、それなりの重荷だったわけでして。

ぐずぐず購入を引き延ばしたまま、結局休業は終わりを告げました。

それでですね、会社に行くようになりますとですね、吹けば飛ぶような不要不急の業務内容であること自体は、そしてまた、会社がいつたたまれるとも限らない嫌なムードに変わりなくても、通勤してパソコンに向かってアレコレして、同僚と他愛もない議論をする、そんな時間が復活すると、なんとなく働いている実感、あたしちゃんと稼いでるという実感がわいてくる。

実際はもちろんぜんぜんそんなことないわけですけど、この際それはどうでもいい。

A あたし、ちゃんと働いている。

B なんとか給付金が10万入った。

C 少しは負担しないとあんたには貸さないと脅したら、オットもまあまあ払ってくれるという。

D 中止になった宝塚のチケット払い戻しが何件か戻ってきた。

E 2か月間無駄に無駄を重ねたという後悔の念。

A+B+C+D+E+その他いろいろ=パソコン買おう。

 

そういうわけで、少し前に、Surfaceを買いました・・・!

 

いやー、便利ね、便利。そんで、可愛い。

 

以上、夕暮れのドトールで、本日何杯目かのコーヒーを飲みながら、パソコン買ったよ、のご報告でした。