夫婦といえども他人は他人、という話?
パソコンで書くようになったら、はてなブログの編集バーがすごく充実していて、Amazonの商品にリンクはったり過去記事を張り付けたりいろいろできるみたいなんだけど、めんどくさくてやりません。
こんばんは。
コロコロ君はいったん落ち着いたというようなことになっていて、世の中はさっそく、ニューという保留を頭につけながらも、まあまあノーマルに戻りましょうという流れになっているなかで、ノーマルへの戻り方のスタンス、操縦方法が、本当に人によって色とりどり。
高度急降下で胴体着陸もいとわないくらいの荒業で瞬時に通常モードにもどっちゃって、マスクは外す、飲み会もガンガン、旅行もゴンゴン行くし、手洗いもカラスの行水、なんなら洗わんでもよくネ?、そういう幸せな殿方もたくさんいる一方で、
なんというか、戦争が終わったことを(知ってはいたけど信じていなくて)東南アジアの密林から10年間出てこなかった日本兵みたいな、ギラギラした用心深さというか疑い深さで、なかなか手綱を緩められずにヒリヒリと毎日を送っている方も少なからず散見されて。
ぼくはどちらかといえば、たぶん世の中全体で位置付ければ、楽観的な慎重派、という感じでしょうか。俗にいう密、それも高度な密が想定されるようなところにホイホイ行くようなことはしないし、気持ち的にもできないけれど、少人数の飲み会とかならまあまあ気楽に行っちゃうネ、おとりわけディッシュでも気にしないヨネ、という感じです。
一方、オットの人、彼は緊急事態宣言中もまあまあふつうに出勤していたような、超エッセンシャルでもないがそこそこエッセンシャルな仕事(笑)の人で、世の中いちばんピリピリしてた頃もガラガラの電車で出勤しておった感じの勇者であるにもかかわらず、かかわらずというか、であればこそなのかもだけど、まだ結構、密林に潜んでいるのです。個人的緊急事態の解除が、わたくしの数倍、遅れてる。
たとえば今日なんか、
わたしもう超ダルいし、夜ご飯つるくの面倒だな~、外食ですましちゃいたいな~と思ったとして、
(クネクネ)そろそろ~、外食を~、解禁しな~い?(クネクネ)
などと可愛らしく尋ねてみても
「嫌だ」
と一蹴なさる、そういう感じで、あと、自粛中におウチでまんじりともせず過ごした反動で6月に入ってからまあまあホイホイでかけているわたくしのことを
「この尻軽女め・・・」
と思っている様子をあんまりお隠しにならない。
「よくほいほい飲みにいけるネ」というお顔をなさるし、なんならそのまま声に出しておっしゃったりします。
やりにくいことこの上ないですが、これ逆に、3月下旬はちょうど、スタンスが真反対だったのでした。
仕事柄、連日コロナ関係の調べものやらやり取りやらばっかりで、非常に神経質になっていて、オットが浮かれた気分を垣間見せて不要不急の送別会に参加しようものなら鬼の形相で詰め寄って、ほんとにそれは必要なのいまこの時期に送別会とか馬鹿じゃないの二次会とか行きやがったらカギ閉めてチェーンかけとくから朝までその辺ほっつきあるいといて絶対帰ってこないでみたいなノリで怒涛の圧力でオットを委縮させてたのはむしろワタクシ。
そんなわけで、まあ、ノーマルに戻ることに生理的な嫌悪感を抱いてしまうこと、そのこと自体は、非常によくわかる。
「そないおっしゃらんと~、ガラガラのサイゼリアの広々テーブルで外食したかて、伝染る確率は飛行機の墜落にたまたま遭遇するぐらい低いでっせ~」
などと一応懐柔しようとはするものの、ハイ、うまくいきません。せやかて落ちる可能性はゼロとはならんのやから、そんなもん怖くて怖くて飛行機なんて乗れんわーい!と言われてしまえば、そりゃその通り。
生理的に無理なオトコとはどうしたって無理なものは無理、それとまったく同じこと。そう考え、一晩だけやったらええやないか?!とはいかないのも、仕方ないですものネ。
そんなわけで、今晩は、在宅勤務で家に閉じこもって、買い物も行ってないから本当にクリーンなわたくしが、にぎやかな夜の街の近くで働くオット、どちらかといえばワタシより100万倍くらいウイルス曝露の可能性が高いオットの反対意見により、実際のところ万に一つくらいしか感染可能性はない近所での外食はあきらめて、なんか適当にテイクアウトしてきます。
焼き鳥とハンバーグ、どっちにしようかなー。
ハンバーグかな。
うふふ。