余は本日も満足じゃ

よこはま四十路ゲイの、しがないライフヒストリー。

0906 モントリオール旅行2日目の朝

ふつかめ。ホテルの朝食は、(無料とはいえ)たいへんに、簡素(笑)。パン各種とベーグル、マフィン、コーンフレーク、オートミール、あとはスライスハムとスライスチーズ、コーヒー、剥きゆで卵と、まるのまんまのフルーツがゴロゴロしてるだけです。

卵をキッチンで剥いていたとすればソレと、コーヒーを落とすこと以外は、たぶんホテルのひとによる食材加工は何にも無し・・・。キウイとかリンゴもまるのまんまで置いてありましたからね。みなさまでカットしてくださいっていうナイフが置いてあるわけでもないので、リンゴならまあ齧ればいいんだけども、キウイは最後まで謎であった。どうやって食べるんじゃろ?

まあとはいえ、不味いわけではないので、美味しくのんびりいただいて、さっそく観光にでかけます。

今回の旅の目的のひとつ、というか、事前にやろうと決めていたただひとつのことは、旅ラン。標高300メートル弱のモンロワイヤル山がランニングに打ってつけというので、そこを走ろうと道具ひと揃えを持参しました。

とはいえ、知らない街をいきなり走るのも怖かったので、まずは下見に。ホテルを出て、モンロワイヤルっぽい方向に適当に歩き出します(例によって当てずっぽう)。

いくらも歩かないうちに地下鉄マギル駅からマギル大学を通過、学生向けのドミトリーが並ぶステキな坂道を登っていくと、目の前がモンロワイヤル、、、なんだけど、入口がわからない(笑)

Google先生がおっしゃる通りに歩いていくと、学生のアメフトの試合?が行われている風の立派なスタジアムの中を通過し、マギル大学のカフェテリアを通過し、ドミトリーどころか本格的な学生寮みたいなエリアに分け入り、カナダティーンに紛れてオッさんふたりでしばらく右往左往したものの一向に正しい道を歩いている気がしないので、いったん撤収、もと来た道を取って返して大通り沿いに反対方向に進行すると、ようやく入口にたどり着きました。

300メートル未満とはいえそこは山。結構急な階段をはあはぁ言いながら登ることしばし、絶景のモンロワイヤル頂上に到着です。

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がんばったー!

頂上には展望台以外ホントになんにもなくて、トイレさえ存在が危うかったですが(ありましたけど)、けっこう暑かったのにロクにお水も持ってこなかったのですでに喉がカラカラ、、、このままでは死んでしまう、と思ってたところで自動販売機を発見!!

これがまた、ジャパンクオリティの最先端の自販機とは真逆の、昭和レトロな自販機で、非常に操作が難解w、かつ、頑固。とにかくお札をぜんぜん受け入れてくれなくて、ふたりで10分近く悪戦苦闘したでしょうか、でもこのまま水分無かったら本当に死んでしまうので、それはもう必死で祈るような気持ちで、皺の寄ったお札を伸ばして引っ張ってアレやコレや頑張ったものの、飲み込んだお札をとにかくベローっと突き返してくる自販機くん。

結局自動販売機そのものはお札の受け入れを最後まで拒んだんですけど、近くの両替機(これとてまったく素直では無かったが・・・)がなんとか5ドル札を硬貨に両替してくれて、そのコインでなんとかお水を買えたのでした。

お外はキョーレツな日差し、しかし風はたいへん気持ちよく、なによりたいへんな絶景。涼風に吹かれながら、しばしリラックス。ついに念願のお水を買えた興奮もあいまって、とっても楽しいひとときでした笑

歩くの大好きなわたしたちは、モンロワイヤルの麓にあるサントジョセフ礼拝堂を徒歩で目指します。Google先生は正直に約50分とおっしゃっていたのですが、まあ大丈夫でしょう!と思って歩き始めて、時折通り過ぎる車以外はだれもいない道をズンズン歩いて、先生おっしゃる通り苦節ほぼ1時間で礼拝堂に着いたころには、ほぼお昼でござんした。。。

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確かに大丈夫ではあったし、普通の観光客はまずはこんあことしないので貴重な経験ではあったけども、疲れた・・・笑

この礼拝堂を建てたアンドレ神父さまは、足の悪い信徒さんに奇蹟を授けたことで有名らしいので、疲れ切った足を、Frere Andreに治療していただくべく、ちょっと深々と拝んでおきましたよw