余は本日も満足じゃ

よこはま四十路ゲイの、しがないライフヒストリー。

0904 カナダ旅行その3

わたし、飛行機嫌いなんですよ。というか、飛行中の飛行機はそんなに嫌いでもないし、着陸はむしろワクワクするんですけれども、離陸がダメ。やっぱり頭のどこかで、こんな巨大な物体がエンジンパワーだけで奇跡でなく日常的に空中に飛びたてるなんて、原始人のオレは受け入れてないのかもしれない。あの、急加速でGがググググっとかかる感じ、 好きな人にはタマらんのでしょうけど、わたしはできるだけアレは避けて逃れて生きてゆきたい。
それだもんで、飛行機は直行便限定であります。
モントリオールまでは、サッポロからロシア、アラスカのほうをまわって、カナダを横切るというより上からガツンと進入する感じで12時間。今回は、普通のエコノミーよりちょっぴり足元ひろびろのプリファードです。ひじかけが固定でしまえないとか、離着陸時に頭上のもの入れにお荷物を全部収納しとかねばならぬとか、モニターが前の座席にないのでひじかけに収納されてて、そのぶんひじかけがちょっぴり太ってる(座席幅が狭くなる)とか、ちょこちょこ制約というか、デメリットがあるんだけれども、足元が広いことももちろんだけど、前のお座席がギョギョギョっとリクライニングしてこないので、 わたし的にはけっこう快適ポイント高し。

追加料金かかるし、たいていは上級ユーザー優先であてがわれるものなのかもしれないけど(エアカナダはそんなことなかった、ハズ)、 これからも可能ならばプリファードにしたい、という程度には、良かったデス。

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機内では、塚本堅一さんの「 僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話」を熟読。事件前後、とくに逮捕後しばらくの茫然自失の期間は、けっこうシビアなことも書かれてるんだけれども、まず装丁がかわいいし(笑)、ツカケン氏の、軽妙でありながら腹の据わった、フルオープンで率直な語り口がとても好ましく、事件後、いばらの道を手探りながら持ち前の好奇心と馬力でいつのまにか力強く進んでしまってる笑様子にもなんだか心打たれて、夢中になって読んでしまいました。


入国は、税関書類の作成を何十台と並ぶモニターを使って旅行者自身が打ち込んでやるんだけども(写真撮っておけばよかったー、なかなか壮観!)、 そこでちょっぴり待ち時間があったほかはいたってスムーズ。 現地時間の16時台には、市内中心部へ向かう「747」 路線のバスに乗っていたのでした。

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ホテル付近に到着したのは18時ごろでしたが、ハタと、 ポーターに渡すチップがないことに気付きます。
カナダはチップ文化、飲食店でもホテルでも、サービスを受けたらチップを払うのがマスト、、、と予習していたはずなのに、空港で崩すのを忘れて手元には10ドル札(860円くらい?)のみ。これだとさすがにポーター相手には払い過ぎ・・・、このままホテルに突進したら後悔する、ってんで、重いトランクを引きずりながらホテルの斜め向かいの喫茶店でコーシーを頼んだのですが、ここがなんと、カナダを代表するファーストフード「Tim Hortons」でありました。

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行きと帰りの乗り物予約で燃え尽きて、現地の観光情報はぜーんぜん予習してなかったので(5月のヨーロッパでも同じミス犯してたな、、、)、うっすらチェーン店だろうなとは思ってましたが、カナダを旅行するならマストで入るべき代表的なローカルショップとまでは思っておりませんでした(というか、帰国するまで正確には気付いてなかった。今になって、もう少し、ティムホートンでマフィンとかドーナツとかちゃんと食べてくるんだったと後悔)


コーシー。おいしかったです。


で、そんな寄り道までして小銭をこしらえたというのに、ホテルにはポーターなんていなかったという。

4つ星ホテルっつったらポーターぐらいおるじゃろう、と先入観があったけど、考えてみれば5月に泊まったフランクフルトのソフィテル( たぶん4つ星)にもポーターなんていなかった。星の数とポーターの有無は関係ないのかもしれませんが、受付嬢がデポジット巻き上げたらあとは放置プレイというのもなんとなく寂しい、、、。少し残念な気分で笑、自分たちでスーツケース引きずってあがります。


お部屋は立派なフルキッチン付き、天井が高くて超広いです。けっこうモントリオールはキッチン付きが多いみたいですが、オーブン、レンジ、食洗機、カトラリー各種に包丁に鍋、フル装備が頼もしい本格的なキッチンで、そこは心躍りました~。

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とはいえ、初日からお料理する気力はもちろんなく。夜ご飯を食べに出ますが、なんにも予習してないので完全に当てずっぽう。まったく適当に歩いて、「M」 の字を発見したからとりあえずメトロに乗って、一駅隣でサッサと降りて、明日からの観光の移動のための予行練習をしたころにはもう腹ペコ・・・。

グーグル先生のお世話になりながらホテルへ帰る道すがら感じのいいイタリアンを見つけたときには、 行き倒れ寸前でしたばい。

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ピザ。お店のひとは感じいいし、お味もおいしいのだけれども、いかんせん量が・・・(多い)。
きっとそうだろうなと思ったから、サイズどれくらい?多過ぎるのはヤだよ?と何度も念を押したけど、「普通ひとり1枚食べるよ!なんならふたりで3枚くらいがちょうどいいよ!!」とぐいぐい押してくるギャルソン氏、「たぶんtoo muchなんで、、、2枚で・・・」とお願いしたところ、「 そんなんで足りるのー?」って感じでしたけど、はい、 ぜんぜん食べ切れませんでした(笑)

ホテルにお持ち帰りできますかと聞いたら喜んで持ち帰りボックスに詰めてくれて、そのへんはやっぱり環境に優しくフードロスに厳しい。夜食がわりにとお持ち帰りしたものの、 結局食べずにおわってしまいましたがね、、、。


でも、美味しかったし活気はあるし、雰囲気は抜群なので、 おススメです!

我らが泊まった、Le square Philips and Suite のすぐ隣。初日はまったく気付かなかったけど、とっても便利でハイソな立地にある、立派なお店です。
「Il Focolaio]
https://ilfocolaio.ca/  

0903 カナダ旅行その2

行きのエアカナダ直行便は、出発が17時過ぎなんですね。 ほぼ夕方。
だもんで、その日の朝はけっこうノンビリモード、、、のはずが、 なんだか直前にワタワタしてしまって、横浜駅まで無駄にタクシー乗ってしまいました。


というのも、
*猫に餌をあげてくるのを忘れた
*猫に餌をあげるためにいったん僕だけ家に帰ったら施錠されてなかったので、「いったん帰ってよかったね!」とオットに報告したら、閉めたはずなのに空いていた事態に不安になったオットがひとりで 様子を見に帰った。


以上2点のトラブルにより、普通に電車で移動したのでは成田エキスプレスで食べる予定のお弁当が買えないかも!?買えるかも!?とギリギリの時間になって、結局横浜そごうまでタクシー(笑)


昼過ぎまで家にいるので、初日はキャットシッターを頼まなかったんだけど、そのことをケロっと忘れてて、朝ごはんしかあげてなくて、それもすでに出かけるときは空っぽ近かったんだけど、すぐにシッターさん来るからいいか、、、 とそのままにして出てきたのが、最寄り駅まであと1分、ってところで、「あれ・・・? もしかして初日はシッター頼んでない?(ボクちんケチだから?) 」って不安になり、 依頼時のメールを読み返すとまんまと依頼は翌日からでした。 このまま出かけてたら、この日の夜と翌日の朝、 2食分欠食させるところだった、 老猫2匹と幼猫1匹を浮かれた飼い主がネグレクト寸前、危ない危ない。


で、オットちゃんに駅でトランクを見張ってもらいつつダッシュで帰ったら鍵穴の抵抗が妙に少ない、おや? と思いつつ扉を開けたらツルっと開いて、よもや鍵がしまってなかったのでは、、、やーん、あぶにゃーい、と慌てながらも、よかった☆このまま出かけてたら大変だった☆と胸を撫で下ろしつつご飯をあげて、駅に戻って、黙ってればいいのにカクカクシカジカ、とオットに伝えたら、みるみる青ざめていく、そりゃまあ不安になるよね、今回鍵を閉めたのはオットの人だったので(笑)
だもんで、粟粒だった気を鎮めるためにふたたびオットが家へと取って返し、施錠確認とともに泥棒確認。おかげさまで泥棒はいなかったみたいだけど、 なんだか微妙に釈然としないままの出立となったのでした。

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(こうまでして手に入れた弁当。空港に着く前にすでにビール)


チェックインは前日にアプリで済ませていたので、 荷物預けてWi-Fi借りて、出国前にやるべきことは簡単に終了。オットのネックピローと現地用の小さい化粧水を無印良品仕入れたら、ハテお暇となりました。出発までまだ軽く2時間はある。


でも、結果的にはコレでよかった、休憩スペースに座って、カナダ前にカナダっぽくカナダドライジンジャーエールを飲みながら(そういえば現地ではカナダドライなんて見なかったような・ ・・?)、 最終の身づくろいをしてひととおりツイッターなど発信して、ちょうど落ち着いたころにボーディングタイムとなったのでした。

 

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あらやだ。
まだ出国すらしてないワ?

0901 カナダ行ってきました

モントリオール、行ってきました。

片道12時間以上、どうせ暇だろうし、飛行機のなかでブログ書こう⭐️、いっぱい書こう⭐️って思ってたのに、まっっっっったくそんな気にはなりませんでしたね。飛行機って、わずかでも生産的なことをするのは許されない場な気がする。読書ですら危うい。寝て、食べて、食べて、寝て、あと排泄。それがすべて。今回はそれでも映画2本と読書1冊、タカラヅカ鑑賞1本を完遂しましたんで、まだしも生産性がありましたわ!

そんなわけで、モントリオール

オットとの海外旅行は2012年のフランス以来7年ぶり。08年マカオ、11年ソウルに続いて、4度目の洋行であります。

当時と比べると、当時ってのは、たとえばソウル?と比べると、随分世の中が変わった。シコーキのチケットなんてクリック4回くらいでペロって取れるし、海外のホテルを予約できるサイトはいくつも乱立してるしどれもアプリがある、保険だってネットで簡単に申し込めるし(これは11年現在でもそうだったかな?)現地のレストランも電話じゃなくてメールですらなくてオープンテーブルのアプリで簡単に予約できる。

本当に便利になったものです。

12年のフランスのときには、旅行代理店のフリープランを使ったけれど、フリーとはいっても、団体行動が無いというだけで、セレクトできるホテルやフライトは限られていたし、語感ほどには自由なプランでもなかった。

それがいまや、手元のスマホには無尽蔵に選択肢が示されるし、(完全に信用できる訳では無いにしても)トリップアドバイザーで調べれば、無数の選択肢のなかからよさそうなところだけ絞り込むこともまあまあ確実にできる。

海外初心者にも、優しい時代が知らぬまに到来していたのでした。

2019年が始まるとき、今年の目標は海外ひとり旅、と、実は思っていて、それがこの5月に、お仕事でだけど実現したのです。普段から、お仕事で外国の方と接するたび、むしろ日本人とコミュニケートするより率直に、自分らしく、恥ずかしがらず、フラットな人間でいられると思っていて、やっぱり海外に行ってみたらそうだった。結構見ず知らずの人と話したし、余計な装飾をできるほど言葉を操れないぶん率直でいられるのは快適だった。

だもんで、この熱が冷めないうちに、また海外に行っちゃおう、癖をつけちゃおう、と思っていたのです。

一方で、仕事だから仕方なかったんだけど、9日間の行程、ほぼほぼひとりっきりだった訳です。ひとり旅にしては結構喋ってた、現地のひととも交流があったとは思うけど、でもご飯の時間なんかは基本ひとり。おいしくてもひとり、まずくてもひとり。

最初こそその状態も快適だったけれど、やっぱり、誰かと、感動なり、憤慨なりを共有したいなーって思ってて。

そんな訳で、6月頭にヨーロッパから帰ってきて、何日も経たないうちに、モントリオール行きを決断していたのでした。

やると決めたら夢中になってがんばる私。

エアカナダのサイトからモントリオール直行便をガツンと押さえ、ホテルズドットコムでキッチンつきのリーズナブルなホテルをゲット。でも、ほかにもっといいところがあるかもしれない・・・!と連日サイトをくまなく調べまくりAirbnbで民泊もチェック。少しでも楽に移動できるように、フライトの座席指定は連日欠かさずチェックして、少しでも良さそうな席が出たらすかさず移動、最終的にはちょっとだけプラスして行きはプリファードシートをゲットして、これが最高に良かった。通路を挟んだ隣の3列席がバシネットで、まんまと赤子連れのケベック人一家が乗ってきたんだけど、赤子も5歳くらいのお兄ちゃんも天使のようにかわいいだけでなくそれはそれはおとなしかった。足は伸ばせるし、前の座席は倒れてこないし、たしかにバシネットがあると赤子遭遇率が高まることは高まるけど、プリファードシート、おススメです。

現地用には、無駄に並んだり悩んだりしなくて済むようにミュージアムパスのようなものを事前にカナダから送ってもらい、これは地下鉄やバスも乗り放題なんだけれどもとても良かった。モトがとれたかどうかは微妙なラインだけれど、うまく使えば間違いなくお釣りがくるレベル、こちらもおススメです。普通にホテルでも空港でも買えるから、お取り寄せまではしなくていいと思うけど。

ディナーをぜんぶ予約しちゃうと少し息苦しくなるから、全4夜のうち2夜はしっかりしたレストランを予約、これがOpenTableでしたが、予約前日のリコンファーム、予約当日のリマインドも含めて非常によくできていて、ストレスフリーで素敵レストラン体験ができました。どちらのレストランも本当に素敵だったなぁ〜。

そんなわけで、モントリオールに行ったといっても、ただひたすら街歩きをしただけで、レジャーらしいレジャーはなーんにもしなかったのだけれども、本当に楽しく、リラックスした数日間でした。

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リスちゃん、いっぱいいた。

現地人にとっては日常過ぎて空気のような存在と聞いてたけど、ほんとにそんな感じだった。

シリーズ化しようとして、しかし、やっぱり書ききれないまま2020年になっちゃうかもしれないからタイトルには明記しませんでしたけども、いちおうこれが総論の①

細かいお話は、明日以降あらためて・・・!

0820 贈り贈られ

ご無沙汰でござんす。

面白おかしく生きてるうちに、あっチュー間に10日が過ぎました。そうこうしてる間に、もう夏も終わってしまいますね。

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拙宅で手巻き寿司パーリィーしました。昔から一度やりたかったの。パッと見そうは見えないと思うけど、唸るほどお金使った超ゴージャス巻きパ。そこそこのお店で握り寿司を腹いっぱい食べた方がよっぽど安いんじゃないかってくらい。

でもいいの、ホストもお客も満足よ。

お客様は、オットちゃんの前の前の前の前の前くらいの職場の同僚さんたちなのだけど、公私にわたって本当に良くしていただいてる。

ひとりは石橋を叩いていたら壊れちゃって道がなくなったタイプ、ひとりは叩いて確かめる前に勢いで石橋を渡って一息着いてから振り返ったら橋が崩壊してたタイプで、どっちも不器用さんだけど、それだけにとっても優しくて、涙の数だけ話題も豊富。ガバガバ飲みながらアホみたいな話するだけだけど、いつ会っても楽しいです。

そして、いつもお差し入れが本当に気が利いてる。

この方達は、お外での飲み会でも何かしら贈り物をくれたりするのだけど、こういう、会うたびにモノをあげて貰ってあげて貰って、エンドレスのギブアンドテイクが続いていくのって、いかにも女子校文化ぽいんだけど、社交を大切にしてる人たちはたいてい取り入れてる。なんなら、テイクの部分はあってもなくても、あんまり気にしてなくて、わたしはあなたとの関係を良好に保ちたいと考えています、という気持ちを一方的にお菓子やら酒やら花やらに託して、吝嗇を排して果敢に送り続けるひと、女子には本当に多いし、男子にはうまくやれる人少なくて、それだけにたまに上手にやる男子は感心する。

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もらっためんべえ。

 

僕は男の子のような女の子のような感じだけど、贈答習慣は30代超えてからおっかなびっくり始めたもんで、決して上手くやれてるとは思わないけれど、でもまあ、機会があればケチケチしないでじゃんじゃん贈りましょう、リターンは黄泉の国でもらえりゃ御の字くらいに思いながら、最近はなるたけガンガン贈るように心がけてるつもり。

 

ゲイやってると、義実家への心配りとかまったく無いし、子供を介した親同士のギブアンドテイクも生じ得ないし、どうかするとひとりで生きていけるもん状態になるけれど、ひとりで生きていけるはずもないわけで、テイク上手にはなれなくてもギブ上手になって、死んだあとに、そういえばあのひとにあのときお煎餅もらったな、口うるさいひとだったけど煎餅は美味しかったな、そう思ってもらえるようになってから死にたいです。

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美味しかった差し入れの発泡日本酒。もらえるならやっぱりなんだかんだお酒がいいです、みなさまへのインフォメーションまで。

0811 花火のこと②

昨日は神宮外苑の花火大会を見てきました。

2週続けて花火だなんて、なんかギャルっぽくていい。

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わたしは着物警察ではないですが、ただ、お外で着る以上はそれなりにちゃんと着て欲しいと思うタイプではあるので、あまりに酷い浴衣姿には警告のホイッスルならしたくなっちゃうのだけれども、きのうは3000ホイッスルくらい響き渡りました。

ピーっ!丈!

ピピーっ!色の合わせ方!

ピーッ!履物へんなサンダル過ぎ!

ピッピピーっ!帯位置!

別に変な着こなしであっても個性的にオシャレなんだったらまったく問題ないんだけども、ただただだらし無いだけみたいのはいかん。おじさん怒っちゃうよ。

例年そうだけども総じて男の子のほうが酷い、というか、ちゃんと着られてる子がほとんどいないから、ちゃんとしているというだけで相当イケメンに見える。

女の子たちも、彼氏が浴衣で来てくれた⭐️ってときに、バカボンみたいな丈と帯位置で、ペナペナのサンダル履いて安いポシェットみたいなの斜めがけにしてきたら相当凹むと思うんだけど、なかなかみんな忍耐強くて偉いです。

私だったら嫌ですね。

若い彼氏と浴衣デートなんてしたことないし、たぶん死ぬまでそれはないけど、でも嫌ですね。

 

そんなわけで花火ですが、

半時間2万発のコロワイドのヤンチャパーリィーを見たあとでは、何を見てものどかな村祭りに見えるだろうと思っていたけど、1時間1万発の濃度では、やっぱりのどかな村祭りに見えました。

でも、打ち上げカウントダウンのゴールデンボンバーがガンガン盛り上げてくれたので、始まる瞬間はテンションマックス、楽しかったです(そのあと充実のまったりタイム)

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ゴールデンボンバーって初めて見たけど、エンターテインメントに徹するお馬鹿具合が最高に楽しくて良かった。ああいうのを良しとする、というメンバーが4人も集まって、しかも全員ちゃんとキャラが立ってて仕事も上手っての、すごいことですね。

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つまみはヒカリエで唐揚げ買ってった。

ひとつぶひとつぶが超巨大で存在感すごい。右下の黒光りしてるやつが何とか味噌ですけども、焦げた味噌の風味が焼きおにぎりみたいで美味しかった。

前回見たときは秩父宮ラグビー場だったから、ビール売りのお姉さんいなかった気がするんだけど、神宮球場にはたくさんいた。キリンがスポンサーだからキリンだけです。一番搾りハイネケン。おかげでお酒が進んじゃって、終わるころにはへべれけでした。

今年の夏らしいイベントはこれで終わり。

プールも山登りも海もバーベキューもないけれど、2回花火見られたのはとてもよかった。

桜は、季節が巡りさえすればとにもかくにも見るだけならば見られるけれど(花見ができるかどうかは別として)、花火はタイミング悪いと1年で1度も見られないことも少なくない。

死ぬまでに、あと何回みられるだろう。

 

0809 次男のこと

デブです。

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あ、いや、次男です。


長男も最盛期にはけっこうな巨体でしたが(いまはだいぶ萎みました、それでも骨格そのものはけっこう大きい)その長男がかわいいお子様にみえてしまうくらいの、真実の巨体。ほんのお子様の時以来、怖くて計ったことないですが、たぶんゆうに8キロは超えていて、どうかすると10キロに迫る勢いなのでは・・・。
猫ちゃんが長じて巨体になるかならないかは、生後すぐでも前脚の太さでだいぶ想像がつくそうだけども、長男は確かに子どもの頃からコックリと太かった。こりゃ大きくなるなと思ったら、案の定大きくなったんですけど、 次男君は、それと比べたらほっそりした脚だったと思うんですよ。 今でも、脚だけとってみればそんな言うほど・・・・ 太くもないんですけど、それでもこれだけブックリきちゃうもんなんですね。スルメみたいにやせっぽちのお母さんから生まれてきただけに、 意外や意外、でございます。

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不思議なことに、 お子様の頃から一貫してご飯はそんなに食べたがらないし、上の子たちよりも明らかにカロリー摂取は少ない( 上が子どものころは毎食必ずウェットフードも与えていたけど、今はぜんぜん、ほぼカリカリオンリーの食生活なので)。
じゃあなんで太るかというと、運動不足ですかね。

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飼い主も猫がいる生活に慣れちゃって、あんまり、 というかほとんど遊んであげないし(汗)、上は子ども時代はふたりでキャンキャンじゃれあって運動してたけど、いまじゃ下の子に付き合って遊んであげるようなことも期待できな い程度には老猫、けっこうあっという間に大きくなってしまったから高さ方向のヤンチャもぜんぜんないし( 上の子たちはカーテンレールに駆け上がったりとか当たり前のよう にやってましたけど、次男はぜんぜんしない、というか、できない)

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それだもんで、ほぼほぼ床を這い蹲ってゴロゴロしてるだけの生活、そりゃあ太りますな。


お人柄はどうなんでしょう。
一緒に住んで3年になるけど、猫の性格って3年くらいじゃわからないです、まだ揺れ動いてる。

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娘は、元気はつらつフルパワーキャットであることは一貫してるものの、子どもの頃はやっぱりケンがあって意地悪なところも無いことはな かった気がするけど、今はそういうのは浄化して圧倒的な愛のみが残っている元気な愛の子。
長男は、のんびりマイペースキャットであることは一貫してるものの、子どもの頃はときどき頑固に振る舞って飼い主を困惑させることも無いことはなかったけど、 今はそういうのは消滅して圧倒的なユルフワのみが残っているのんびり怠惰男子。


次男は、本当に手がかからなくて、病気しないし、嘔吐しないし( 上は2人ともガンガン吐く、いまでも連日連夜の嘔吐祭)、 夜鳴きもほとんどしないし、 いきなり肩に飛び乗ってきたりしないし、 コンロにダイブして髭を溶かしたりもしない、 ドアノブに飛び掛って親の寝室に不法侵入を試みたりしないし、 網戸をこじ開けてベランダに脱出したりもしない、 モノはこぼさない、食べ方は上品、 ツメで人間をひっかいたことは皆無( 上も意図的にはやらないけど、「 うっかりひっかいちゃったゴメン・・・!」 ってのは頻繁にやってたし今でもやらないことはない)、 しつけるまでもなく食卓には乗らないし、 人間の食べ物を欲しがったことは一度もない、 爪とぎポールを与えたらそれでしか爪は研がず、 壁紙をズタボロにすることもない( ただし布製の椅子はズタボロにした)。 お粗相こそ子どものころは多少やらかした( 収納ダンボールにおしっこしまくるとか、 洗濯機の裏でおしっこするとか)けども、 成人してからは一度もないし、 もちろんスプレー行為もいたしません。 甘えた顔はしょっちゅうするけど不貞腐れた顔は決してしないし( 長男はけっこう不貞腐れ野郎だったな・・・)、 抜け毛も少ないほうだし目ヤニ鼻水はゼロ、あらあら、 ホントに欠点が無い。
ただし、いかにも猫らしく、 一定の距離感は大切にするタイプですかね。上の子たちのように、 本当は犬なんじゃないの疑惑は今のところない。猫らしい猫です。

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ということで、 欠点の著しく少ない非常に優秀な猫なんですけども、そのかわり、 いまいち茫洋とした存在で、良くも悪くも手がかからな過ぎて、 なんだかよくわからんヤツ、というのが、 現在のところの公式見解です。


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お迎えした当初は、 新入りよりも先住猫を大切にすべしという猫育児本のマニュアルを 真に受けて、何事も上のふたりを優先しまくってたんですよ。 それだもんで、 どこか次男ちゃんをないがしろにしてた部分はあった。 おかげさまで3猫の関係性も落ち着くところに落ち着いて、 上ふたりとものすごく仲良くは結局ならなかったものの一緒にいる のが嫌というわけでもないという感じになったので、 最近はようやく新入りを重点的にかわいがり始めた。
それが功を奏して、手がかからないだけじゃなく、 彼らしい個性をガツンと出せるようになるといいのだけど、 今はまだまだ、何か遠慮してるみたい。


あと5年くらいしたら、「この子はこんな子です」って、 ハッキリ言えるようになると思います。

0806 ほろ酔い日記

0729 月曜日

9連勤の5日目だか6日目だか。

なんにも覚えてないっす。

 

0730 火曜日

9連勤の6日目だか7日目だか。

なんにも覚えてないっす。

あれやね、日記はやっぱり毎日書かないとね、、、

 

0731 水曜日

連勤の元凶だったイベントの本番の日。お仕事じたいは、まあ、特にどうということもなく終わったんですけども、打ち上げがあった。

わたし本当に仕事の打ち上げが嫌いで。

もう、毎日は続いて行くんだし、お仕事の対価としてお金はもらってるしお相手さまにはお金を払ってる(会社が)。打ち上げとか素人くさいこと要らなくない?

仕方なく参加しましたけども心は砂漠。とにかくずっと呪詛の言葉をつぶやいておった。

案の定終電間に合わずなので、会社近くのホテルにステイ。東京勤務横浜在住の苦労を、東京在住人は全く理解しようとしない。11時半まで飲んでたら帰れねえっつの。しかも次の日はいつも通りの出勤だから6時前に起きなきゃだっつの。

呪詛!

呪詛!

0801 木曜日

そんで、打ち上げの首謀者はちゃっかり有給っすよ。

こんな陸の孤島にホテル作ってホントに大丈夫なんかな?と思ってたけど、朝ごはんは入場待ちができるくらい並んでた。けっこう繁盛してるみたいっす。たしかに私も使わせていただいてるんで、田舎のホテルには田舎のホテルなりの存在価値があるのやもしれん。

0802 金曜日

みなとみらいで花火みました。

0803 土曜日

やばいね、覚えてない。

あ、出勤ですよ。9連勤のあとに1日代休を挟んでまた出勤させるとか、ヤバい。ブラック。

夜、おゲイのおカップルとおカップルに挟まれて、渋谷の魚金で飲んできました。

お魚は美味しかったし自家製のビール?も苦くてフルーティで美味しかったんだけども、とにかく虫がブンブン飛んでた。

あと、店員がみんなスクールカーストで上位にいそうな人ばかりだった。

私らみたいな砂金にもなれない砂つぶ野郎のことなんて、路傍の虫より無価値みたいな顔してた。

妄想じゃない。上位カーストの蔑みの視線は、あたし、よく知ってるの。

0804 日曜日

オットの人が広島出張なので羽田空港までお見送り、そののちスポーツジム→ランニング10キロ。

最近はいわゆるメッツ?というか、日常生活のなかでのカロリー消費が減っている。運動こそまあまあそこそこ続けてるけども、無駄に何駅分も歩いたりだとか、音楽に合わせて適当に踊りまくるだとか、小さな運動の積み重ねがドン&ドンで減っている。

そんだもんで太るいっぽうだけど、なんとかかんとか動ける日には動けるように相勤めておりますよ。

夜は何をしたか。

花組エリザベートをみました、タカラヅカスカイステージ。柚香光ちゃんのルドルフ、わたしは歴代で一番好きでした、トップになっても頑張ってほしい。

0805 月曜日

会社行きまして

「上司 存在 パワハラ」って、ネットでずっと調べてた。

いるだけでパワハラ足り得るって凄い実力。

来ないで欲しいし喋らないで欲しいので、上司の上司には常にそのようにお願いしてるけど、地蔵とあだ名されてる上司の上司は誰の何の陳情も聞かずにドブに捨てる人なので、畢竟何をお願いしても無駄なのです。(畢竟の誤用)。

オットは今夜もいないので、近くのデパートでお惣菜買って、ワイン飲みながら満腹食べた。

美味だけど、広島から透き通ったイカの刺身とかおいしそうな焼き牡蠣の写真とかが送られてくるので落ち着かない。

せっかくの浮気チャンスを部屋で1人飲みしていていいのか。よくないんだけど、43歳のショボい顔面のオサーンに、浮気チャンスなど巡ってこないのです。

デパ地下お寿司おいしい。

0806 火曜日

今日ね。

代休。

100年ぶりにバレエのレッスン出てきまして、先生には優しくしていただいたけれども、そういうことじゃないよね。優しくされてる時点で負け。

ちゃんとしないと、本当にただのおっさんになってしまう。できればそれは避けたいんだけど、でも、わたしが本当にただのオッさんになってしまったとして、いったいだれが困るのか?

老けても崩れても、本人のプライド以外は何にもまったく影響しないのに、古漬けゲイの自意識とはなんだか恐ろしいものだわ。

オット帰ってきたので、もみじまんじゅうたべました。おいしいね、アンコ系の有名お菓子のなかで、パサパサ感が無いのは立派ですよ。

赤福も八つ橋ももみまんも、アンコをパッサ&パッサにしなかったところが勝因。世界は、乾燥肌のアンコものに心底うんざりしてるんですよ。

保湿!

保湿!

 

え? 酔ってるかって?

そうですね、たぶん、酔ってます。