余は本日も満足じゃ

よこはま四十路ゲイの、しがないライフヒストリー。

0809 次男のこと

デブです。

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あ、いや、次男です。


長男も最盛期にはけっこうな巨体でしたが(いまはだいぶ萎みました、それでも骨格そのものはけっこう大きい)その長男がかわいいお子様にみえてしまうくらいの、真実の巨体。ほんのお子様の時以来、怖くて計ったことないですが、たぶんゆうに8キロは超えていて、どうかすると10キロに迫る勢いなのでは・・・。
猫ちゃんが長じて巨体になるかならないかは、生後すぐでも前脚の太さでだいぶ想像がつくそうだけども、長男は確かに子どもの頃からコックリと太かった。こりゃ大きくなるなと思ったら、案の定大きくなったんですけど、 次男君は、それと比べたらほっそりした脚だったと思うんですよ。 今でも、脚だけとってみればそんな言うほど・・・・ 太くもないんですけど、それでもこれだけブックリきちゃうもんなんですね。スルメみたいにやせっぽちのお母さんから生まれてきただけに、 意外や意外、でございます。

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不思議なことに、 お子様の頃から一貫してご飯はそんなに食べたがらないし、上の子たちよりも明らかにカロリー摂取は少ない( 上が子どものころは毎食必ずウェットフードも与えていたけど、今はぜんぜん、ほぼカリカリオンリーの食生活なので)。
じゃあなんで太るかというと、運動不足ですかね。

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飼い主も猫がいる生活に慣れちゃって、あんまり、 というかほとんど遊んであげないし(汗)、上は子ども時代はふたりでキャンキャンじゃれあって運動してたけど、いまじゃ下の子に付き合って遊んであげるようなことも期待できな い程度には老猫、けっこうあっという間に大きくなってしまったから高さ方向のヤンチャもぜんぜんないし( 上の子たちはカーテンレールに駆け上がったりとか当たり前のよう にやってましたけど、次男はぜんぜんしない、というか、できない)

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それだもんで、ほぼほぼ床を這い蹲ってゴロゴロしてるだけの生活、そりゃあ太りますな。


お人柄はどうなんでしょう。
一緒に住んで3年になるけど、猫の性格って3年くらいじゃわからないです、まだ揺れ動いてる。

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娘は、元気はつらつフルパワーキャットであることは一貫してるものの、子どもの頃はやっぱりケンがあって意地悪なところも無いことはな かった気がするけど、今はそういうのは浄化して圧倒的な愛のみが残っている元気な愛の子。
長男は、のんびりマイペースキャットであることは一貫してるものの、子どもの頃はときどき頑固に振る舞って飼い主を困惑させることも無いことはなかったけど、 今はそういうのは消滅して圧倒的なユルフワのみが残っているのんびり怠惰男子。


次男は、本当に手がかからなくて、病気しないし、嘔吐しないし( 上は2人ともガンガン吐く、いまでも連日連夜の嘔吐祭)、 夜鳴きもほとんどしないし、 いきなり肩に飛び乗ってきたりしないし、 コンロにダイブして髭を溶かしたりもしない、 ドアノブに飛び掛って親の寝室に不法侵入を試みたりしないし、 網戸をこじ開けてベランダに脱出したりもしない、 モノはこぼさない、食べ方は上品、 ツメで人間をひっかいたことは皆無( 上も意図的にはやらないけど、「 うっかりひっかいちゃったゴメン・・・!」 ってのは頻繁にやってたし今でもやらないことはない)、 しつけるまでもなく食卓には乗らないし、 人間の食べ物を欲しがったことは一度もない、 爪とぎポールを与えたらそれでしか爪は研がず、 壁紙をズタボロにすることもない( ただし布製の椅子はズタボロにした)。 お粗相こそ子どものころは多少やらかした( 収納ダンボールにおしっこしまくるとか、 洗濯機の裏でおしっこするとか)けども、 成人してからは一度もないし、 もちろんスプレー行為もいたしません。 甘えた顔はしょっちゅうするけど不貞腐れた顔は決してしないし( 長男はけっこう不貞腐れ野郎だったな・・・)、 抜け毛も少ないほうだし目ヤニ鼻水はゼロ、あらあら、 ホントに欠点が無い。
ただし、いかにも猫らしく、 一定の距離感は大切にするタイプですかね。上の子たちのように、 本当は犬なんじゃないの疑惑は今のところない。猫らしい猫です。

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ということで、 欠点の著しく少ない非常に優秀な猫なんですけども、そのかわり、 いまいち茫洋とした存在で、良くも悪くも手がかからな過ぎて、 なんだかよくわからんヤツ、というのが、 現在のところの公式見解です。


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お迎えした当初は、 新入りよりも先住猫を大切にすべしという猫育児本のマニュアルを 真に受けて、何事も上のふたりを優先しまくってたんですよ。 それだもんで、 どこか次男ちゃんをないがしろにしてた部分はあった。 おかげさまで3猫の関係性も落ち着くところに落ち着いて、 上ふたりとものすごく仲良くは結局ならなかったものの一緒にいる のが嫌というわけでもないという感じになったので、 最近はようやく新入りを重点的にかわいがり始めた。
それが功を奏して、手がかからないだけじゃなく、 彼らしい個性をガツンと出せるようになるといいのだけど、 今はまだまだ、何か遠慮してるみたい。


あと5年くらいしたら、「この子はこんな子です」って、 ハッキリ言えるようになると思います。